CLOSEPA DAOのCoffee Project

 私はコーヒーが好きなので、コーヒー関連のWEB3プロジェクトが無いか探していた時期がありました。当時、国内外問わず見て回ったのですが、少し特殊な感じのプロジェクトしか見当たらず諦めて探すのをやめていました。そんな中、本日に偶然目にしたツイートが気になり「CLOSEPA DAO」のCoffee Projectのディスコードに参加してみました。

 WEB3歴が浅いので、トークノミクスなど詳しいことはまだよく理解できていないのですが、理解したいとは思っています。そのためにも自分が興味がある分野のプロジェクトに参加して、楽しく知識を深めていきたいと思っています。そしてコーヒーとの付き合い方にも課題を感じています。それらの課題を解決するためにも、活発に意見が交わされているコミュニティに参加したいと思っていました。

 私が感じている課題は「美味しいコーヒーとは何か」ということです。今日自分が淹れたコーヒーは自分では美味しいと思っていても、全体から見たらどうなんだろう。実は全然ダメで、もっともっと美味しいコーヒーが抽出できるのに私は知らないだけなんじゃないだろうかと思っています。

 そんなことを思うのは私が狭い範囲でしかコーヒーと付き合っていないことを自覚しているから。例えば気になる喫茶店があっても、私が苦手とするタバコがセットな気がして入ることができない。そのような理由でプロが淹れてくれたコーヒーを飲むという経験が不足していると思います。それは基準となる美味しい味を知らないということなんじゃないだろうか。これは私が何とかして今後体験できるようにしなければいけない。

 今回「CLOSEPA DAO」コミュニティを見たことで、私は他の皆さんがコーヒーとどんな付き合い方をしているのか知りたかったのだと気づきました。私とは違う視点を知ることで課題の解決策が見えてくるかもしれない、一人では思いつかないアクションを起こすきっかけになるかもと思った。またスペシャリティコーヒーのサブスクというのも、普段買えないコーヒー豆の味と香りに触れて見識を深められる、とてもいい機会になると感じました。「NFTセール2nd」前というアーリーなタイミングで気づけた幸運を逃さずに、積極的にプロジェクトに参加していきたいと思っています。

Web site:https://closepa.net/

 今回の件で、コーヒーの事をいろいろ考えてしまったので、ついでに私の体験を以下にまとめておきます。

 私は大人になるまでコーヒーが苦手でした。主に缶コーヒーなんですが飲むと胃からググっと逆流してくるような感じがして調子が悪くなることが多かったので(今でも缶コーヒーだとなぜかそうなる)。豆を挽いて抽出してすぐのものだと、不調が起こらないのを知ったのは大人になってからでした。

 私がしっかりコーヒーを飲みだしたのは、コンビニの100円コーヒーが始まったころです。花粉症の症状により眠気がひどく、最初はそれを抑えるために飲み始めました。薄めですごくさっぱりしていて意外と飲みやすいため続けることもできましたし、眠気にも効果を感じられました。

 その後コロナウィルスの影響で、在宅勤務をすることになったのですが、そうなると毎度コンビニに買いに行くのが面倒になり、家で淹れられる商品を買うようになりました。でも淹れ方が下手なのかあまりおいしくはないなぁと、Youtube動画を見たりして美味しい淹れ方を調べるようになりました。

 そこで見つけたのが岩崎泰三さんやコーヒーサムライさんの動画でした。動画を見ているうちに、豆のまま買ってコーヒーミルを使って自分で挽いて、ハンドドリップで淹れてみたいという気持ちが湧いてきて、安い器具をそろえて試してみました。

 在宅勤務という状況が時間に余裕をもたらし、毎日のハンドドリップを続けることができて、だんだん楽しくなってきます。コーヒーの味にも慣れてきて、フルーティーというのはこの酸味のことを指しているのかな?とかナッツの香ばしさというのはこれの事かなとか。

 微粉をとってみたり、フィルターに一度お湯を通してみたり。ネルドリップをしてみたり、サイフォンやビアレッティムッカを使ってみたり。カセットコンロを使ってベランダで手網焙煎をシャカシャカしてみたり。どんどんのめりこんでいって楽しくなります。

 一番の大きな変化は手挽きミルの「コマンダンテ」を買ったことでしょう。高額なミルなので買うことはないと思っていたのですが、会社で表彰されて臨時収入があったことでご褒美感覚で買ってしまいました。と言ってもそんな大きな変化はないだろうと思っていたのですが、一口飲んで違いがすぐ判りました、衝撃。安いミルから段階を経ていたのでわかりやすかったのだと思う。購入から毎日素敵な味を作り出してくれているので元はすでにとれていると思う。

 また、コマンダンテのいいところはとにかく挽くのに力がいらないこと。もちろん毎日の豆挽きも楽になりますが、特別な日に3歳の甥っ子に挽いてもらったコーヒーを出すと、その場にいる全員が喜び、すごく和やかな場を作り出せたりするのが非常によかった。とにかく人に出すコーヒーは難しいので演出も大事だと思う。

 その点コンビニコーヒーは良く考えられていると思う。海外の人からしたら薄いと感じるらしいけど、私の周りだと濃いコーヒーはあまり浸透していない。倍量の水を使って、麦茶みたいにしたものを美味しいと言われることが多い。日本人向けで1パターン作るとしたら薄いのがいいのかもしれない。私も最初は薄いコーヒーが好きでした。

 いま私は浸漬式のドリッパーにはまっていて、焙煎の好みも「深煎り→中煎り」に変化してきたり、まだまだ研究中ですが、プロの淹れたとんでもないコーヒーもいつか飲んでみたいし、様々な種類の豆や焙煎度を試して、これが自分の一番好きなコーヒーだと断言できるような経験を積みたいと思ってます☕